琉球四柱推命教室―生徒募集

 

従来の四柱推命を再編した、新しい四柱推命学でもある「琉球四柱推命学」を学びませんか。琉球四柱推命学は一般の四柱推命とは大く異なり、様々な改良を重ねて、従来のものよりも的中率を格段に上げています。詳しくは以下の説明をご覧ください。


1)空亡術を使用しない

空亡術は日本の多くの四柱推命流派が採用している方法です。ですが中国本来の四柱推命ではありません。この空亡術を使うと、的中率が格段に低下するのです。四柱推命の古典・聖典である「子平真詮」の中には「空亡術は迷信である」と明白に書かれています。

空亡とは「子丑」の空亡、「午未」の空亡というように、10個ある天干と12個ある地支を並べた際に、地支が2つ余ることから生じた迷信です。これは「机上の空論」とも言えるようなものであり、実際に干支は机上に直線的に並べるものではなく、天干という10個の作用をもつ円形のギアと、地支という12個の作用をもつ円形のギアの2つが合わさって「ぜんまい歯車」のように同時に回転しています。

これは円形に運動する2つの惑星の運動を象徴したものですから、そこに「余り」というものは存在しないのです。

30年以上にわたり空亡術を検証しましたが、そこには何の証拠も見出せませんでした。そうした理由から琉球四柱推命では空亡術を一切排除しました。では、なぜ世間の四柱推命では当たり前のように空亡術がいまだに支持されているのでしょうか。これにはある理由があります。

実は大運と年運との関係性が10~12年位のサイクルの中において、1~2年ほどの割合で不安定になる=「運気が悪い年」がどんな人にも訪れるのです。これは空亡術とは全く関係ありませんが、10~12年に一度の割合で訪れるというサイクルが空亡術とよく似ています。これを知らない無知な人が考え出したのが「空亡術」というわけです。

では空亡術を使うと何が問題なのか。一言でいえば「判断が完全に外れる」ということです。たとえば空亡術を信じた占者が、相談者に向かって「あなたの来年は大変な時期になりますよ」と言います。しかし空亡術は完全に過ちなので、来年になっても実際は何も起きません。もしその年がその人にとって10年に一度の幸運の年であったらどうでしょうか。その人は様々なチャンスを逃してしまうことでしょう。

空亡術は迷信ですが、実際は上記の大運と年運の関係性の悪い時期とたまたま重なり、偶然に当たることがあります。実際にそうした空亡術の信仰者をみました。ですが次回も連続して当たることはありませんので、これを鑑定術として使うことはできないのです。この空亡術を使うことは四柱推命の価値を大きく毀損することにつながり、またそれを信じた相談者も自身の大事な好機を失うことにより、将来的には大きな損失を被ることになります。

→琉球四柱推命はこの空亡術を捨て去り、新しい鑑定術を採用することで、世間一般の四柱推命よりも格段に高い的中率を出しています。

 

2)特殊星を使わない

特殊星とは〇〇貴人、〇〇殺というような、文字通りに特殊な作用をするといわれる鑑定術で、中国の古典では「神殺」とも言われます。これも空亡術と同じく、信頼できる技術ではありません。これも空亡術と同じように古典の中では「神殺は迷信である」と明白に書かれています。

琉球四柱推命ではこの特殊星も使用しません。では特殊星の何が問題なのでしょうか。一番はその出し方です。一般の四柱推命には特殊星をまとめた一覧表があり、干支などの項目から単純に〇〇貴人、〇〇殺と出します。この方法が実は問題なのです。

実際の命式では4つの年、月、日、時の干支の柱があり、さらに大運の干支もあって、これらは全て関わりあいながら総合的に作用しているものです。ですから単純に一つの干支をみて判断を出すことはできません。ところが特殊星はこの一つの干支のみを取り出して〇〇貴人と出してしまうのです。

たとえばその干支が隣の干支から剋を受けていたとしますと、その干支の作用は弱くなるので、単純に〇〇貴人と出してはいけないのです。また干支の作用は常に大運干支との関係性でその作用が変化しますので、それも一切考慮せずに〇〇貴人と出すのは間違った判断につながるのです。こうした理由から、琉球四柱推命では特殊星を一切使用しません。

四柱推命の正統派の古典を作成した人々もこうした特殊星の曖昧さを知っていたのでしょう。ですから「特殊星(神殺)は迷信である」と明白に書いているのです。実際、こうした曖昧な鑑定術を使用しなくても、これを上回る情報が命式の中には記述されているのです。干支の性質を正しく覚え、五行の生剋を覚えれば、命式のすべての干支の関係性を正確に読み取ることができます。それが結果的に高い的中率につながるのです。

→琉球四柱推命では特殊星の迷信から解放されることで的中率が格段に上がっています。

 

3)月支元命説を使用しない

四柱推命には月支の作用を大事な判断材料とする「月支元命説」というものがあります。これも日本の多くの四柱推命が採用していますが、これも特殊星と同じような過ちをおかしています。月支が重要のは事実ですが、その月支も他の干支と深い関係性を持つので、単純に月支のみで大きな判断をするのは危険なのです。

四柱推命では「格局」というものを出して判断の材料とします。この格局を出す際に使われるのが月支なのです。ですが月支だけで格局を判断すると、大きな鑑定ミスにつながります。流派により月支で判断できない場合は「月干」、次は「年干」と格の取り方を移行させる流派もありますが、そもそも年月日時の作用はまったく異なるものですし、干支によっても大きな違いがあるので、格をとる際に判断基準を移行して変えるのは大きな問題があります。

いずれにせよ、月支で格を出してこれを基準に据え、命式全体の判断材料にするのは危険な方法といえます。月支が重要な作用をしているのは間違いありませんが、月支に大きな比重をおく「月支元命説」をとると、時には大きな鑑定ミスをすることになるでしょう。これは「地支蔵干説」にも大きな誤りがあるからです。次にこの「地支蔵干説」を検証してみましょう。

 

4)地支蔵干説を使用しない

一般の四柱推命では地支の中にも干が含まれているという考え方から「地支蔵干説」を当たり前のように使用しています。私は30年以上、この地支蔵干説を検証しましたが、この蔵干説には様々な過ちがあると判断しましたので、琉球四柱推命では「地支蔵干説」を使用しません。

この地支蔵干説には様々な間違いが混在していますが、最も大きな間違いは丑辰未戌の4つの地支の中に「土」を混入する点です。五行説では土は水の作用を抑える「制水」の作用を持ちますが、おかしなことに真冬や真夜中の象徴である丑の中に制水作用のある土が入っているのです。これは理論的には大きな矛盾となります。

丑辰未戌の中に土を混入させる間違いは、おそらくこの作者が五行説を過信するあまり、「地支の中にも五行がないとおかしい」と考えのでしょう。たとえば四季をみると春夏秋冬の4つしかありません。春=木、夏=火、秋=金、冬=水となるのが通常です。ですが五行性を考えると四季の中には土がありません。そこで季節の終わりに4つの土を分散させて、無理やりそこに土を入れ込んだのです。

ですから水である丑の中にも制水の土が入ってしまうのです。実際、この「地支蔵干説」を現実の鑑定に使うと、様々な点で矛盾が出てきて、正しい判断ができなくなる時があります。そもそも天干と地支は全くの別物なのに、地支の中に「干が含まれる」という考え方じたいがおかしいのです。天干と地支はまったく異なる性質を持つものであり、この2つを混同させて鑑定すると、時には大きな鑑定ミスにつながります。

→琉球四柱推命では「地支蔵干説」を省くことで曖昧な鑑定判断を避け、理論的に矛盾のない新しい判断法を採用したことで、従来よりも的中率を上げています。

 

5)大運の作用を新しく理論化する

従来の四柱推命は命式の解釈ばかりに比重を置きすぎています。そのために運気の変化も用神だけで算出するところから、大きな鑑定ミスにつながっています。運気の変化で最も大事なのは大運と命式の関係性、あるいは大運と年運の関係性なのですが、この意味をまったく理解できていない鑑定家がたくさんいます。

こうした人々が空亡術を使い、特殊星を使って誤った鑑定をすることになるのです。運の変化の一番の原因は大運にあり、大運と命式の関係性を正しく読めば、運気の判断を外すことはありません。また次に大事なのは大運と年運の関係性ですが、これも多くの鑑定家が正しく理解できていません。

こうした鑑定家たちが書いた本が「四柱推命本」として書店に出回っていますが、書いた本人さえ理解できていないので、それを学ぶ人たちも誤った鑑定術を信じ込んで、さらに迷信を増幅させていく悪循環が起こっています。鑑定家というものは相談者から金銭を頂く以上、相談者に対しての責任が生じます。相談者が誤った鑑定を信じて悪い時期に行動し、良い時期に行動しなければ、その人の人生は色んな事で失敗するでしょう。

→琉球四柱推命では大運の法則性を再検証し、従来の四柱推命とまったく異なる新しい「大運理論」を体系化しました。そのことにより運気の判断精度が格段に向上しています。

 

6)現代の心理学用語を組み込む

四柱推命のことを単なる「占術」と思っていませんか。実は四柱推命は単なる占術ではなく、実際には「深層心理学」と呼べるような学問です。心理学は20世紀初頭のフロイトやユングなどの功績により世界中に広まった新しい学問です。ですから、昔の中国の四柱推命の製作者たちが「心理学」というものを知っているはずもありません。

心理学というものは簡潔に言えば「心の作用」を扱う学問です。そうした定義でいえば、四柱推命も全く同じように「心の作用」を扱う学問ですから、心理学の一つであるといっても過言ではありません。ただ一般の心理学と大きく異なるのは、四柱推命が太陽や月や木星、土星などの運動を基にした占星術である点です。占星術は古代バビロニアで発達した運命予測術ですが、それがギリシャに伝えられて西洋占星術となり、インドに伝わりインド占星術となり、中国に伝えられて四柱推命となりました。

これらを比較すると驚くほど似通った構造をしています。四柱推命でいう12支は12星座、三合は西洋占星術のトライン、支合はコンジャンクション、冲剋はオポジションと同じで、他にも多数の類似点があります。こうした類似性からこれらの起源が同じものであると推測できるのです。

さて、ただ四柱推命は中国由来の占星術ですが、的中率が高いことで有名です。私は西洋占星術もインド占星術もある程度学びましたが、的中率においては四柱推命が最も優れていると考えています。また鑑定スピードも圧倒的に速く、慣れてくればわずか1分間程度で相談者の運命を瞬時にリーディングすることができます。

これには理由があります。それは中国が漢字を使用しているのと同じ理由で、四柱推命で使う干支の一文字にはたくさんの情報が詰まっているからです。たとえば甲木という文字の中には「古風」「純朴」「簡素」「直情的」「正義感」「強情」「短気」という様々な意味が含まれているのですが、わずか一文字でも多数の情報が詰まっているので、一目みただけで大量の情報をリーディングすることが可能になるのです。

四柱推命は中国では「八字」と言われるように、干支を書いた八文字=「命式」だけでその個人の運命を瞬時にリーディングできるのです。これが圧倒的な鑑定スピードの要因なのですが、これは速読のようなものにも例えることができるでしょう。文字を一つ一つ解読するのではなく、右脳的なイメージで瞬時に文字の意味を読み取るのです。

ただ四柱推命の大きな弱点は、その用語の難しさです。中国人は現実的な民族で技術や実用化に優れた才能を発揮しますが、彼らには西洋人のような理論、理屈というものがありません。西洋では哲学が大きく発展しましたが、中国には政治哲学以外、哲学と呼べるようなものは存在しないのです。こうした性質が四柱推命にも反映されており、四柱推命は非常に優れた鑑定技術を持ちますが、それにふさわしい理論というものがないのです。

そこで琉球四柱推命では現代人に相応しいように理論を改良しました。比肩や劫財を自我、食神や傷官を感情、偏財と正財を身体、偏官と正官を理性、偏印と印綬を知性と置き換え、現代の心理学として使用できるように改良しました。これで難しいと言われる四柱推命も現代心理学として使えるようになりました。

 

7)カルマ理論を組み込む

私は30年間、人間の運命について検証してきました。その結果わかったのは、不幸も幸福も本質的には「個人の心の中で形成するものである」という事実でした。

これは現代の心理学でも理解しつつあります。ところが現代心理学は「唯物論」を前提としているので、それ以上先に進むことができません。たとえば生まれつき持つ個人の「性格」や「能力」というものがあります。現代心理学は唯物論を前提とするので、この違いを詳細に説明することができません。性格や能力は両親の遺伝か、あるいは幼少期の環境で形成されたものと説明しています。

たしかに遺伝や幼少期の環境は重要なものですが、人間の性格や才能は実は「過去の記憶」から来るものが多いのです。インド哲学では人間は輪廻転生を繰り返しており、生きていたときにカルマというものを形成すると教えています。カルマとは簡潔にいうと、「生きていた時に形成したすべての記憶やその個人の想い」などです。これは死んでも無くなることはなく、種子のように保存されて「次の人生」へと持ち越されます。

ですから善行を積んで正直な人生を送った人は来世で幸福な人生を送れますが、悪徳を積んで嘘を積み重ねた人には、来世で困難な人生が待ち受けているのです。すべての人間は平等に作られている、だから今は貧しくても正直な努力している人には来世に希望がありますし、今は裕福でも人をだまし私腹を肥やすような人には来世で障害が待ち受けているものです。性格や能力、才能や幸不幸もすべてカルマの法則の下に来世で再現されるのです。

30年以上、運命の研究を通じて学んだのは、幸福も不幸も実は「その個人の心が生み出す現象である」ということでした。これは前世のカルマもすべて含まれていますので、生まれる環境も両親も時代も多くがカルマ的な意味を持つ、ということになります。

→琉球四柱推命はこのカルマ理論を中に組み込み、カルマの出現する時期や内容を事前に予測し、カルマの災いを避け、さらに良いカルマをいま形成していくことで未来の開運を目指します。これ以上の開運法などはどこにもありません。

さて、あなたも一緒に琉球四柱推命を学びませんか。琉球四柱推命についての詳しい説明は姉妹版サイトの「琉球四柱推命教室」をご覧ください。

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