八島高明のごあいさつ
サイトをご覧になっているみなさま、こんにちは。沖縄在住の八島高明と申します。少しだけ自己紹介をさせて頂きます。私は17歳のときに神秘体験を経てから未知の世界の存在に目覚め、以後は30年以上にわたり宗教、哲学、科学、占術の研究をしてきました。
その根底には「人間とは何か」「世界とは何か」という根源的なテーマがありました。その哲学的な謎を解明するために仏教、ヒンズー教、密教、道教、キリスト教を始めとしてインド哲学、西洋哲学、神秘哲学などの研究をしてきました。また人の運命の謎を解明するために風水術、奇門遁甲、四柱推命、タロット術、西洋占星術、その他の多くの占術も研究してきました。
その結果、見えてきたのが多種多様に見える世界も、実はその背景に「統合的な世界法則」があり、人類や自然なども本質的には「全ては組織され秩序づけられた世界」に生かされているいう事実でした。
これは西洋で言うところの「秩序ある理性的な神の創造した世界」という概念に近いものでしょう。ですが私は特定の宗教を信仰しているわけではなく、あくまでも哲学研究の最終的に到達した結論がそれだったというに過ぎません。
世界を解明する方法とは
さて、上記の見解は私個人のものなので誰にも押し付けるつもありはありませんが、私は自分の得た真理を一人だけで満足することなく、できるだけ多くの人に共有して欲しいと思っています。
こうした願いからこの「占いスクール」の研究サイトを開設しました。どんな人も人間である以上は私が探究したように「人間とは何か」「世界とは何か」という現実のテーマから逃れることはできません。そして占術とは世界の謎を解明するための一つの「アプローチ法」でもあるのです。
ただ、多くの人は目の前にある生活や仕事に日々追われ、こうした哲学的なテーマに関心を持つ人は少ないでしょう。ただそんな人であっても、いずれは「人間とは何か」「世界とは何か」という哲学的なテーマに目覚める時期が必ず訪れるものです。
ある人はその解決を求めて宗教に走ります。別のある人は哲学や自然科学に走ります。また他の人は占術に走るでしょう。ただ、どのような道をたどるにせよ、最終的に到着する真理という頂上は同じ場所なのです。
ですが、そこに至る前には様々な困難が待ち受けているでしょう。宗教であれば「自分の宗教は正しくて他の宗教は邪教である」という「カルト思想家」に陥ることがあります。また合理的にみえる科学者でも「科学は万能でどんな現象でも科学で説明できる」と考えれば、同じく「カルト唯物論者」の道をたどることになります。また占術はそもそもが「泥沼のような混濁した世界」と言ってもよいでしょう。
こうした現実をみるとき、多くの人は「一つのものにかぶれるのは危ない」と考え、「宗教半分」「占い半分」「科学半分」として一定の距離を置いて自分の身を守るものです。ただそんな人も最終的にはこれらの真実を取捨選択しながら、自分なりの「悟りの道」「真理の道」を究めていかねばなりません。それが人間の宿命なのです。
四柱推命の真相に開眼する
私が最終的にたどり着いたのは、東洋の占星術でもある四柱推命でした。現代人の多くは四柱推命を単なる占術の一つと思っています。私も当初はそうでした。ところがある事件をきっかけに、私は四柱推命が単なる占術ではなく、宇宙的な背景を持つ人間学=深層心理学であることに気づいたのです。
これは17歳から目覚めたテーマの「人間とは何か」に通じるものがありました。四柱推命は本当に不思議な占術です。一般的に四柱推命は「占いの王様」と言われるように高い的中率があります。ところが高い的中率があっても、「なぜ当たるのか」を説明できる人は皆無なのです。
私は四柱推命の古典なども研究しましたが、そこにさえなぜ当たるのかという理屈はどこにも書かれていません。そもそも元になっている「陰陽五行理論」とは何かが、どこにも説明されていないのです。現代では「陰陽五行理論」は単に自然学的な哲学で説明されるだけです。しかし現代は科学の時代ですから、どうしても科学的な説明が必要とされるのです。
深層心理学としての四柱推命
そこで私は「陰陽五行理論」とは何か、四柱推命で使われる「干支」とは何かを研究してきました。その結論が出るまで約20年という時間がかかりましたが、今ではそれを理論化し、技術化して実際の生活の中でに使えるように、すべて実用化しました。
こうした経緯から四柱推命は一般の四柱推命とはだいぶ異なる内容となりました。そこで私は「琉球四柱推命」という独自の名前をつけて体系化しました。これは本質的には占術ではなく「深層心理学」といえるものです。四柱推命は従来のように占術としても使えますが、そもそもの四柱推命は占術というよりも、現代でいうところの「心理学」に近いものなのです。
心理学では人間の心は非常に複雑で、自我や感情、思考や経験、記憶などが混ざり合って、総合的に人間の心=人格を作り出していると考えます。
この発想は実はすべて四柱推命と重なるものがあるのです。四柱推命では「あなたの来年はこうなりますよ」と予測します。四柱推命は統計学ですから、あくまでも過去の統計情報からその人の未来を予測しているに過ぎません。
しかし実際にその人を観察していると、その予測通りになることが圧倒的に多いのです。これを前提にすると、人間の心を構成する部分には四柱推命と共通する部分があって、四柱推命を作り上げた人々は心理学(当時は心理学が存在しない)と知らないまま、自らの体験から四柱推命を構造化してきた、ということになるでしょう。
しかし今は科学の時代ですから、その時代にふさわしいように四柱推命を「現代心理学」として使えるように再構成する必要があります。そこで私は四柱推命の中に自我、感情、身体、理性、知性という5つの主要な心理作用の概念を持ち込み、新しい四柱推命理論を作り上げました。
四柱推命が心理学であるならば、同じような表現法を使うべきだと考えたのです。この方法は幸いにもうまくいき、10年以上にわたり検証しても矛盾的なものは出てきません。結果として従来の占術に過ぎなかった四柱推命を現代の新しい「深層心理学」として使えるように再構築に成功しました。
また一般の四柱推命にあった「空亡説」「特殊星説」などの間違いを正し、混乱していた「刑害破」などを捨て去り、さらに蔵干理論に基づく「月支元命説」の間違いを直し、通変や12運の解釈も全て解釈を統一化しました。さらに大運の理論を新たに法則化し、これらにより安定した高い的中率を出せるようになりました。
カルマ理論を組み込む
その作業が四柱推命全体に及んだこと、そして宗教などから採用した「カルマ理論」を新たに組み込んだことから、もはや一般の四柱推命とはだいぶ異なるものとなりましたので、新たに「琉球四柱推命」と名付けました。
これは単に未来を当てるだけの占術とは異なり、「運命とは人間の心が生み出すもの」という前提にたって、「善意と奉仕と悪のカルマを作らないように人生を生きること」を目指していく「現代の修養法」ともいえるものになりました(宗教ではありません)。
今はこの琉球四柱推命を多くの人に教えることを目標として活動しています。この琉球四柱推命がどんな内容なのか、ご興味を持たれた方は本サイト内の「レッスン内容」をご覧ください。また姉妹版サイトでもある「琉球四柱推命教室」のサイトにも「実際の鑑定ブログ」を多数掲載しています。そちらも併せてご覧ください。ご精読ありがとうございました。
八島高明の経歴
- 2000年01月
- 那覇市に八島研究所を開設する
- 2004年04月
- 占術の研究サイト「占いと運命の科学」を開設する。
- 2005年03月
- 書籍「運命を支配する法則」(ごま書房)を刊行する。「21世紀の三世相」(ボーダーインク)を刊行する。
- 2006年05月
- 書籍「運命の分析」(幻冬舎)を刊行する。四柱推命の通信講座を開設する。
- 2007年06月
- 書籍「霊科学の驚異」(講談社)を刊行する。
- 2009年06月
- 書籍「イエスキリスト異次元からの宣告」(講談社)を刊行する。
- 2010年04月
- 琉球四柱推命講座(通信講座)を開設する
琉球四柱推命の目的とは
◇琉球四柱推命学の通信講座、および教室を開設した目的は、「深層心理学」としての正しい四柱推命学を通じて社会に貢献すること、そして日々悩む人々の相談に乗ること、さらにこれらの奉仕活動を通じて自分自身の見識を広げて自己研鑽すること。基本的には正統派の宗教と同じ目的です。
◇どんな人間にも迷う時期があります。なぜ自分は失敗したのか、なぜ自分は不幸なのか、なぜ周囲の人は自分に冷たいのか、なぜ自分はいつも運に恵まれないのか。人は生きている限り迷うものです。なぜなら、それが人間の宿命だからです。
人はいつも答えを求めて彷徨います。ある時は宗教に頼り、ある時は学問に頼り、またある時は占い師に頼るでしょう。ただどれにも満足できないことがあります。その原因は「本当の自分自身の悩みがどこから来ているのかがわからないから」ではないでしょうか。
では、人の悩みはどこから来るのでしょうか。それを解決するための方法が深層心理学でもある「琉球四柱推命学」なのです。実は人の悩みを詳細に分析すると、実に多種多様な原因があることが見えてきます。つまり「人により様々です」としか言いようがありません。実は本人ですらその悩みの本質に気づかないことも多いのです。自分の心が自分でもわからない、そんな経験がありませんか。琉球四柱推命は深層心理学の深いレベルからその人の心の奥底の想いを読み取り、それを解決するための方法を助言しています。
◇あなたも琉球四柱推命学を学びませんか。初級講座から初めても、上級講座の修了まで約3年間ほどの学習で「四柱推命マイスター」になれます。これを使って自分自身の悩みを解決するだけではなく、家族や友人などを正しい方向に導き、さらには多数の人に正しい助言ができれば、もう立派な社会貢献といえるのではないでしょうか。