これまで四柱推命の勉強したことがある方、他人の鑑定もある程度はこなせる、でも今の四柱推命の技術には不安がある、さらに四柱推命の上達を図りたい、そんな方には琉球四柱推命の「上級コース」がお奨めです。では、一般の四柱推命と琉球四柱推命の違いは何か? 上級コースではどんなことを教えているのか? 以下をご参考ください。
同じ四柱推命とは言っても、琉球四柱推命と一般の四柱推命では大きな違いが多数あります。理論面ではもちろんですが、技術面の主要な違いは以下の通りです。技術、理論ともに正しいものを採用しないと、大きな鑑定ミスにつながります。
占い学校の勉強ポイント1)→ 空亡を採用しないこと
これは非常に重要な点です。一般の四柱推命では空亡の技術を当たり前のように採用しています。ところが空亡の技術を使いますと、四柱推命の本当の力を発揮できず、的中率が格段に低下してしまうのです。なぜでしょうか。答えは明確です。そもそも空亡の技術は根拠の薄い、統計的にも観測できないあいまいな技術だからです。事実、四柱推命の原典でもある中国の古典 『子平真詮』では、空亡のことを「笑止千万の技術」とまで書いています。私の長年の統計でも空亡の的中率が非常に低いことが確認されています。したがって琉球四柱推命では空亡を採用しません。
占い学校の勉強ポイント2)→ 特殊星を採用しないこと
これも空亡と並んで非常に重要な点です。なぜ特殊星を採用しないのか。これも空亡と同様に鑑定レベルを下げ、判断内容をあいまいなものにします。なぜ特殊星が問題なのか、その理由は明白です。四柱推命で大事なのは命式の干支の縦の関係性、横の関係性を読みとくことが重要になります。ところが特殊星はそうした関係を無視して、できあがった表から単純に拾い上げます。干と支の関係から○○貴人などと出すのですが、もしその干支が冲や剋に合っていれば、その作用が変化しますので単純に○○貴人と出すことはできません。こうした単純な判断法に頼りますと、大きな鑑定ミスをすることにつながります。したがって琉球四柱推命では特殊星を採用しません。
占い学校の勉強ポイント3)→ 格の取り方について
一般の四柱推命では通常、月支から「格」を算出します。格とはその人の「タイプ」みたいなものですが、この格の出し方には非常に大きな問題があります。月支から透干、透出をみて格を出す流派が多いのですが、そもそも月支で格をとるには問題が多いのです。なぜか、それは蔵干理論じたいに問題があるからです。ここで詳細は省きますが、間違った蔵干理論を使って月支の蔵干から計算し、そのまま○○格としてその人の目安としますと、時には鑑定ミスをすることにつながることがあります。
占い学校の勉強ポイント4)→ 用神について
日本の四柱推命では用神を軽視していますが、中国の四柱推命では用神を重視します。鑑定レベルからいえば中国の四柱推命のほうがレベルが高いのですが、ただ用神に比重を置きすぎている感があります。用神は多数ある鑑定技術の一つに過ぎません。四柱推命の鑑定技術を細かく分解していくと日干の理論、通変(生剋名)の理論、12運(生旺墓絶)の理論、大運・年運等の理論、透干透出理論、蔵干理論、格局理論、用神理論、ほかにも干合理論、三合、方合、支合、冲の理論があります。要するに四柱推命は多数の運命解読術が合わさって、全体として四柱推命という運命解読術として成立しているわけです。したがって用神理論といえども、これら多数理論の一つに過ぎないのであって、用神だけが特に重要というわけではありません。用神ばかりに比重をおきますと、他の要素を見落として鑑定を誤ることにつながります。
占い学校の勉強ポイント5)→ 蔵干理論の間違いについて
蔵干の根本的な間違いは、蔵干を天干と同様に扱っているという点です。もし蔵干と天干を同様に扱うならば、そもそも天干と地支を区分する必要がなくなります。なぜ干支暦を作った人たちは天干と地支を区分したのでしょうか。その理由がわかりませんと、蔵干理論の過ちにも気づかないでしょう。一般に利用されている蔵干理論には間違った解釈が混在しています。間違った蔵干理論を使って鑑定すると、大きな鑑定ミスをすることになるでしょう。琉球四柱推命では蔵干理論の間違いを修正し、蔵干と天干を明確に区別して判断するように指導しています。こうした細かい技術の積み重ねが、結果的に高い的中率を出すことにつながるのです。
占い学校の勉強ポイント6)→ 大運の軽視について
一般の四柱推命の解釈は命式に比重を置き、大運や年運、月運の作用を軽視しています。特に大運は「運」と書きますが、実際は命式の中の一部といえるほど重要なものです。「四柱推命」という日本での呼称は、そうした大運軽視の現われともいえるものでしょう。実際は「五柱推命」という呼称こそふさわしいのです。大運は実際に運命を劇的に変化させるほど重要な役割を果たしています。大運を軽視して命式だけで解釈しようとすると、大きな判断ミスにつながります。大運と命式の関係性を読み解き、さらに年運、月運などが加わって運命全体が動いていく流れを解明するのが、真の四柱推命なのです。
占い学校の勉強ポイント7)→ 時柱の軽視について
四柱推命に詳しい人でも、時柱がなくても運命鑑定ができるとする人がいます。もし時柱がなければ三柱ですから、本来的には四柱推命とはいえません。では、時柱がなくて何が問題になるのでしょうか。たとえば三柱の中に日干の根となる地支がなく「身弱」と判定します。身弱であれば良い干支、悪い干支の判断はそれで方向付けられますが、もし時柱に日干の強い根の作用があれば、この場合は身弱とはなりません。もし身弱でなければ、良い干支や悪い干支もすべて違ってきます。そうなれば年運の解釈、大運の解釈もすべて異なってきます。時柱を知らなくても正しく鑑定できるということはありません。時柱が不明の場合は、約2割ほど的中精度が低下することになります。時柱がわからない場合はそれに応じた鑑定手法をとる必要があります。
占い学校の勉強ポイント8)生誕時間の補正について
時柱を出したとしても、「生誕地」を計算に入れないと正確に時柱を算出することはできません。日本で使われている時間は兵庫県明石市の「日本標準時」です。この時間では北海道、沖縄で生まれても同じ生誕時間になります。四柱推命は占星術ですから、実際の太陽の時間が重要になります。ですから本当の生誕時間は、実際の太陽の位置から計算しなければなりません。北海道と沖縄では約1時間ほどの「時差」があります。これを同じ時間として計算しますと、まったく誤った判断につながることがあります。時柱は2時間で変化しますので、半分は外れてしまうことになるでしょう。
※ 上記は技術面の問題点ですが、理論面ではさらに大きな違いが出てきます。以下に書きます。
一般の四柱推命と琉球四柱推命の最も大きな違いは理論面で顕著です。一般の四柱推命には明確な運命理論というものがありません。「あなたの運命はこうですよ」と言うだけです。これでは悪い運命が予測される人は、たまったものではありません。なぜ運命がそうなるのかを説明しなければ、その人は救われないのです。琉球四柱推命は運命の謎にも答えることができます。
占い勉強1) →明確な運命理論をバックボーンに据える
琉球四柱推命では、その人の運命の背景にはその人の前世の生き方が関係しているとみます。つまり生年月日時から出てくる命式とは、その人の前世の生き方から形成された結果なのです。原因があって結果があります。前世という原因があって現在の結果があります。現在は結果ですから、命式のバランスの悪い人、運命の悪い人は前世でそうした生き方をしたということになります。もし、あなたがそうした命式と運命をもっていれば、今度の運命は厳しい傾向になるでしょう。しかしそれだけで終われば、単なる「宿命論」で終わってしまいます。
占い勉強2) →琉球四柱推命は、宿命論ではありません
琉球四柱推命は宿命論ではありません。現在が前世の生き方の結果であるならば、未来の人生の原因はいま作り出していることになります。ですから、いま努力することによって未来の運命の流れを変えていくことが出来る、と考えます。ただ今すぐに変えることはできません。よく世間では「自分の意思一つで運命は瞬時に変わる」「自分の意思一つで奇跡は起きる」という人がいます。そうした本がたくさん書かれています。本屋に積まれています。でも、そうした本を書いている人は、ほとんど命式の良い人、あるいは運気の安定した人です。もしその人が不安定な命式の下に生まれ、不安定な運気が何十年も巡るとすれば、そうしたポジティブな意思を持つことすらできないのです。
占い勉強3) →運命は時間をかけて変えていける!
琉球四柱推命では、「すぐに運命を変えることはできません」とします。なぜか、それはその人の運命の中には前世の生き方が混入しており、もし重たいカルマがあるならば、それを簡単に変えることは不可能だからです。前世で作り上げた運命傾向、自分の性格、気質、考え方、行動パターンを変えていくには、それなりの長い時間がかかります。前世の80年で形成したカルマはをわずか1〜2年で変えることは物理的に不可能なのです。一度走り出した列車をすぐに止めることはできません。いま列車を止めようと考えても、実際にその列車が止まるまでには、しばしの時間がかかります。カルマを解消していくには時間がかかるのです。
占い勉強4) →前世のカルマを修正して、本当の幸福を目指す
琉球四柱推命では、その人の命式と大運の流れから前世のカルマを読み解きます。様々なテクニックを駆使することで、前世のカルマをリーディングすることができるのです。カルマがわかれば、それを良い方向に修正していくことができます。また悪いカルマを形勢しないように、カルマの法則を熟知して自分の思いや行動を良い方向に持っていくことができます。そうすれば未来の運命はだんだん良い方向に向かっていくでしょう。運命をすぐに変える方法がありませんが、地道な積み重ねを繰り返すことによって未来は良い運命に転化していくのです。
琉球四柱推命を学ぶには、以下の方法があります。
A.はい。上級コースも初級コースと同様に、運命鑑定ソフトとテキスト教材を使います。他の四柱推命鑑定ソフトとは命式、大運等の算出法が異なりますので、この講座で他の四柱推命ソフトを使用することはできません。教材をお持ちでない方は、初回に初級コースと同じ教材を購入してください。
A.上級コースには特に修了の期限がありません。自分が十分に上達したと思えばそこが修了の時期です。ご自分の都合に合わせて、いつからでも始めることができます。
A.はい。上級コースはメルマガによって勉強していくコースですから、紙製のテキストは使用しません。ただ内容的には琉球四柱推命の概略を知る必要がありますので、初級コースと同じ教材が必要となります。以前に初級コースを受講した方は、お持ちの教材をそのまま使用することができます。はじめて当校(オフィスファル)の四柱推命を勉強する方は、事前に教材一式を購入してください。初級コースへのお申し込みが必要です。
※ パソコンのEメールアドレスをお持ちでない方は、上級コースを受講できません。事前にご用意ください。携帯、スマホでは容量が小さいので対応できません。あしからずご了承ください(A4用紙5〜6枚分の容量が必要です)。
A.もちろん、できます。このコースにはプロの方が多数受講しています。実はプロの方ほど、細密な鑑定技術がより重要になります。鑑定で高い的中率を出したい方、お客様の信頼を得たい方は、ぜひ上級コースの受講をご検討ください。
A.質問は可能である限り、Eメールでお答えします。たとえば以下の要領です。
1)お客様の鑑定内容について
もちろん、可能です。お客様の生年月日時をお知らせください。その鑑定の要領を具体的にアドバイスいたします。
2)自分や家族の鑑定について
これも可能です。鑑定に必要な方の生年月日時をお知らせください。鑑定の見方や読み取り方を 具体的にお伝えします。簡単なご家族のご相談等も無料で行います。
3)四柱推命以外の占いや哲学的なことについて
可能な限りお答えします。琉球四柱推命では従来の四柱推命を超えて、深層心理学や哲学、宗教思想にも関連する内容を含んでいます。これらに関連する内容であれば、お答えすることができます。
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